徒然なるままに

こころもよう

27年経つね

明日、あなたの誕生日だね。おめでとう。

俺が祝えた誕生日から、もう27年経つね。

この二行だけで、現在では、「うわっ!ストーカーだ!最低!」と、なるよね。

   あの頃は、少なくともストーカーという言葉は、日本では、知られていなかったね。

    あれから、何年か経ってから「ストーカー」

のドラマが拍車をかけて、この言葉が定着して、棄てられたら、きれいに去らないのは、罪という社会性が定着したね。

    ストーカーという言葉も、知らなかった時代だけど、あのあとキレイに消えられなくてゴメン。それは、本当にすまないと思っている。

    君が俺の部屋で「YUITAのことが好きなのに、Aのことが頭に浮かぶ。」と言った時、自分のことは度外視して心から君のことを思って、「いいよ。Aのところに行っておいで。」

と私は、言って、それで君はAのところに行って付き合うことに、なったんだよね。

    理屈から言ったら、なんも問題もない話しだよね。

     俺の一番の誤算は、自分が、それに耐えられないほど弱いのを知らなかったこと。いや、誤算というか、打算のない行動だったけど。いずれにしても自分の行動を貫けなかったことは、謝罪に値する。すまなかった。

    でもね、それまでは、半同棲していて、お互い、物凄く大切な関係だったんだよね。

     大学の同じクラスの俺が、どんどん壊れて、おかしくなっていくのに、追い討ちかける?心配しないの?学祭の時、焼き鳥、売って、まわっていた俺に、「ワンゲルの前、通らないでくれる!」とスゴい顔で、睨んだよね。君は。別にワンゲルの前を意識して通っていた訳じゃないし、当時、恐くてワンゲル側なんて見れなかったよ。学祭も参加しちゃいけないの?数少なく、かわした別れたあとの、電話での会話、「私の人生の最大の汚点はYUITAと、付き合ったこと。」メンタル、普通の人でも死ねるよ、この言葉は。

    未だに、刺さっているよ、未だに精神病院通っているよ。

    だけどね。君が全て悪いなんて、さらさら思っていない。どちらかが全てが善で、全てが悪なんてことは、ないのだから。それに、俺が弱くなければ、もしくは、ちゃんと死ねていれば、なにも、問題なかったのだから、

君は被害者かもしれない。だけど、ずっと、怯えて、ずっと苦しんで、大学時代を、過ごしたのは俺だよね。通学路、必ず君の彼氏のアパート前を通らなければならない毎日、君が乗り換えたAのマンションには、君のマウンテンバイクが毎日、止まっていた。何度、辛すぎて、アパートに戻って、学校を休んだか┉┉┉

   時が経ったのだから、一度は、話し合える機会が、欲しかった。もう私も、復縁なんか、微塵も、望んでいない。和解が、したかった。そうじゃなきゃ、あの時、打算なしに自分を地獄に堕とした自分が浮かばれない。

    

    自分を変えること、一生懸命、今も、頑張っているけど、本当に難しい。

    自分を変えるのでさえ、困難なのに、人に変われと言うことは無理なことと今は認識している。相手があることは、得てして、そうだよね。それに和解目的でも今の時代ではストーカーに該当しかねないし、和解を、するのは諦めます。(本当は今でも和解はしたいけど、諦めます。)

    自分が、変わって、自分を受け入れて、自分が強くなれるように邁進します。

   君も、ずっと彼氏がついていたといっても、ずいぶん傷ついたと思うし辛い思いをしたと思う。俺が弱いばかりに、その点は、本当にゴメン。

   君より先に46歳に、なったよ。君も明日46歳になるね。おめでとう。