徒然なるままに

こころもよう

先生が宿題を出す理由

先生が宿題を出す理由は、何なのか?
私は、幼稚園教諭か、小学校教諭に、なりたくて、児童教育系の大学に、進みました。
結局のところ、大学1年生の冬に、精神に、異常をきたして、幼稚園教諭1種の資格を取るだけで終わってしまいました。理由は、生きているだけで、これまで、味わったことのない苦痛が、ずっと続いていて、目指せる状態では、なかったことと、また、精神が、崩壊した自分に先生に、なる資格がないと思ったことの、二つです。

そんな私ですから、教育に、関する話しには、少し敏感です。また、本の受け売りなのですが、先生が宿題を出す理由は?との、問いに、ある本は、こう答えていました。

先生が宿題を出す理由、それは、ノートが欲しいのではない。宿題をやる為に、家で机に向かう一時間。それが、かけがえのない財産になるからである。
大事なのは、提出出来るかどうかじゃない。君が、その宿題を、果たす為に何を考え何を学んだかだよ。

もし、こういう考えの、先生に、出逢えたら幸せだと思いました。

で、今、私は、教師でも、何でもないのに、なぜ、この、答弁を、ピックアップしたのか?
それは、これは、人生において、とても良い考え方だと、思ったからです。
宿題を出す相手は、自分の子どもでも、自分自身でも、よいです。また、宿題という言葉を、目標という言葉に、置き換えても良いと、思います。そしてその宿題を成し遂げることよりも、その過程を、大切にする。もちろん、病いの、あるかた、障害のある方、うつ病などの精神的疾患のある方は、頑張り過ぎることは、厳禁です。休んでもよいし、宿題が出来なくても、良い。ふと、心に余裕が、出来たときに、上記のことを踏まえて、自分の目標を考えてみる。決して結果やスピードに、とらわれずに。
そう出来れば良いなぁと、私は、思いました。