徒然なるままに

こころもよう

千日回峰行

ラマダーントライアスロンなど目じゃない荒行がある。千日回峰行だ。途中で行を続けられなくなったときは自害する。そのために「死出紐」と、短剣、埋葬料10万円を常時携行する。そんな荒行だ。興味のある人は、ちゃんとした情報を調べてもらうほうが、生半可な知識しかない俺が話すより、ずっと良いと思うから詳細は書かないでおく。

   人生は修行の場だと言うなら俺の人生は、かなりの荒行だと自負している。

   が、自称、かなりの荒行経験者である俺が千日回峰行出来るか考えた時、いや考える時間などいらずに、これは絶対ムリ!と即座に思った。まあ、当たり前だけどね。千日回峰行を達成した方はゼロではないが、殆んどいない。それなのに、自分が出来るか否か、もし迷ったのなら、その時点で千日回峰行を敢行した方への侮辱になるだろうから。

    自分には、自分の身の丈に、あった修練を行っていけば良い。最近は、そう思うようになった。管理職などをしたら、○○さんは、△△は、とても苦手なんだなぁ。△△を人並みに望むのは○○さんに、とって、かなりの重荷になるだろうなぁ。とか一人一人の特性が、見えてくる。ただ、やみくもに怒る上司は沢山いるが、それは、いただけない。怒るのが上司の仕事、嫌われるのが上の仕事だと、恥も外聞もなく、言っている人間を目にするけど愚の骨頂だ。聞こえがよいだけで、結局、恐れられなければ、私は人を動かせない能無しですよと言っているようなものだ。

   話しが、逸れたね。もとに戻そう。例えば俺が、ホリエモンレベルの、お金を儲ける人物になろうとしても、無理だ。例えば俺がイチローのような野球選手になろうとしても、無理だ。はっきり言って、モノが違いすぎる。目標は高いほうが良いと、よく耳にするが、高すぎる目標は、弊害をも産み出すのも事実だ。まずは、一歩一歩、地道に出来ることをやっていくことこそ、修練になるし自力をつけることになるのだ。ピアノに例えるなら、まずはバイエルの上巻から、一つ一つ、やっていく。いきなりソナタソナチネなど挑戦するより効率的だ。それと同じで、自然体で手の届くところから、自然体でいられるペースで生きていく。これが一番だと思う。

ちょっと前に、競艇でメシを食うという、ちょっと手の届かないことを目標にあげた時、

プロを意識して、プロなら┉と、鯱張って

散々な結果となり、見切りをつけた。

   余談だが、今日も、2時間くらい競艇を、やったけど、持ち金を1・5倍にした、ところで、辞めた。勝因は、身の丈に合ったところで辞めたこと。まだプロを目指していたら、多分、今でも奮闘していて、あまり良い結果にならなかったと思う。

   まずは現時点での己の力量を知り、人生に邁進する。それが最良だとYUITAは思います。

    最後の話しが競艇だったから説得力は、ないと思うけどね(笑)