職場にいるADHDと思われる、何事にも、不器用なAさんが今日、私に言いました。
「YUITAさん(私のこと。)は、いいよなぁ。俺は、スグに顔にでちゃう。」と。
客観的に見て、Aさんは、人並み以上に、怒りや、嫌ということを、顔に出してはいない。確かに人並みには、感情をおもてに出すが、あくまで人並みだ。
彼はADHDと思われる様々な行動や言動で、客や仕事仲間の怒りを買ってしまうだけだ。だが、彼は、それが分からずに、あからさまに聞こえてくる自分への悪口?を、自分が、
ポーカーフェイスが出来ていないから嫌われるのだと勘違いしているようだ。
彼から見て私は、羨ましいのかも、しれない。私は彼の半分の優しさも、持っていないし誠実でもない。しかし、幼少から培ってきた他人との距離感や、関係作りのノウハウは、身体にしみ込んでいるから、職場で私を、悪く言う人や敵は、今現在見当たらない。Aさんは、優しくて、仕事にも真摯に励んでいるにも、かかわらず、Aさんの半分以下の仕事に対する真摯さの私を褒める声は聞こえてくるのに、自分の他人からの評価は、聞こえてくる悪口プラス上司からの辛辣なダメ出しだ。世の中は、なんて不平等なのだろうかと心底思う。
しかし、私はAさんが、職場いち、まっすぐな人なのを知っている。
だから、私は、Aさんに、こう答えた。
「Aさんは、職場で一番まっすぐな人ですよ。いざという時や、最終的には、まっすぐな人が一番、強い信頼を得るのですよ。」と。
何事にも不器用で、頑張りが、なかなか他人からの評価に繋がらないAさん。しかし、誰よりも、まっすぐで優しいAさん。
Aさん。どうか、世間に負けないで、いつまでも、まっすぐで、いて下さい。
それが、あなたの最大の魅力なのだから。
Aさん、世間に負けて、優しさや、まっすぐさを失った、私のようには、ならないで、下さいね。
あなたの最大の武器は、何事にもまっすぐで真摯な、ところです。