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嫌いだった自分を好きと思えた日

私は、私が、嫌いだ。金の価値も分からずに、親に大学費用を出してもらい、挙げ句の果ては、大学時代の大失恋で、精神を壊した。その後も、自分を陥れる行為に、没頭し、沢山の絶対、消せない過ちを犯した。その為、今、負の遺産が沢山だ。社会的地位だけでなく、屈強だった身体も、難治療で、一生治らない病を持ち、精神も、未だトラウマから、逃れられずに、精神科に通っている。自尊心が強いくせに、今現在、他人より、秀でていることが、なにもなく、職場に行く以外は、引きこもりだ。
親父と、たまに雑談をすると、親父の博学さに比べて、なんで、実の子の自分が、こんなに能力が違うのかと、親父を尊敬する気持ちと共に、無能な自分に嫌気がさす。
こんな自分が私は、嫌いだ。

しかし、今日は、自分が好きに思えた数少ない日だ。引きこもりの私を気づかい、大学時代の親友が
だいぶ前に、紅葉狩りに誘ってくれた。
しかし、お互いの都合が、なかなか合わなかったので、紅葉狩りは、難しいという感じになった。
それでも、大学時代の親友は、時間を作ってくれて、その親友の行き付けの店で、ランチをと提案してくれた。そして、今度の日曜日に、ランチを一緒にという話しになった。私は、今現在、とても不安症で、日曜日に、約束通りの店にたどり着けるか不安になり、今日、ドライブがてら、その店に、行ってみた。普段、引きこもりの私には、ドライブも、刺激的なものだ。しかし、その刺激がとても嬉しく幸せに感じた。店に無事、ついて、ランチは日曜日に、食べるからモーニングを食べてきた。
それだけのことが、とても嬉しかった。親友の秘密基地では、ないが、行き付けの店に誘ってもらえたのが、まず本当に嬉しい。オードリーヘップバーン張りの美女にデートに誘ってもらうより、ベンツやポルシェをもらうより嬉しい。だから、今日は、その模擬練習だったのだか、すこぶる幸せを感じて、とても嬉しかった。親友に、食事に誘ってもらうだけで、こんなに幸せを感じられる奴、私は私以外に知りません。だから、今日は、普段、大嫌いな自分が、とても好きに思えた。